2025.09.12(Fri) | お知らせ
地下室を探検しました

お蔵(土蔵)に地下があるのは知っていましたが、実際に調べたのは今回が初めてでした。
親戚の高校生と中学生が手伝ってくれました。梯子をかけて地下に降ります。
このような空間が現れ、以前は何らかの物が置かれていたことが分かります。

地下まで降りてしまえば、いわゆる床下が見渡せます。
町家建築の特徴である、束石の上に柱が置かれているのがよく分かります。
現在の建築基準法では、柱は地中深くまで埋め込まなければならない剛構造ですが、
それに対して束石の上に柱を立て揺れを吸収するのが柔構造と言えるのではないでしょうか?

床下部分を外から見た写真。
普段は風通しのために開けてあるのですが、火事にあったら閉めるようになっています。石造りのため、現実には重すぎて、閉めるのには難渋しそうです。