2025.11.01(Sat) | お知らせ
秋のしつらえ替えを行いました
夏のしつらえを元に戻す作業を、晴れの日を見つけて10月17日に行いました。
今回も京都美術工芸大学の砂川ゼミの砂川先生と学生さん4名にお手伝いいただきました。
網代や籘莚を丁寧に丸めて、お蔵まで運びます。
葦戸や簾も取り外し、同じくお蔵に収納します。

葦戸の代わりに、お蔵から運び出した雪見障子を設けます。
網代や籘莚に代わって、畳を保護するための上敷きを敷きます。
上敷きはずれないように、畳釘で止めます。
最後に上敷きを丁寧に雑巾がけします。
2階のお座敷には絨毯を敷きます。
これで一連の作業は終了し、夏仕様とは別れ通常モードに戻ります。
終了後は、クラウドファンディングの返礼品でもある「ひやしあめ」を飲み、疲れを癒しました。
今までは夫婦二人で半日がかかりで行っていた作業が、学生さんたちに手伝ってもらったことにより2時間程度で終えることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
この日は京都新聞の取材があり、10月29日の朝刊に掲載されました。