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2023.01.30(Mon) | お知らせ

藤野家のお正月

お正月だけの掛け軸を松が明けるまで飾ります。

下の写真は「東海天」と題する絵で、山口煕画伯が昭和16年に描いたもの。

こちらの写真は「双鶴図」と題するおめでたい絵で、今尾景年の筆である。

 

神棚に鏡餅をお供えするだけでなく、「火の神さん」や「水の神さん」、「トイレの神さん」、お仏壇などにもお供えします。

 

「水の神さん(井戸)」にお供えし、1年間水に困らないようすなわち食べることに困らないようお祈りします。

 

家族そろって一人ずつあいさつを交わした後、お雑煮をいただきます。この時は「いただきます」ではなく、「お祝いします」と言います

ご存じのように京都のお雑煮は白みそ仕立てで、丸餅、頭芋(海老芋)、雑煮大根が入っています。

三が日の間、仏様にもお雑煮をお供えします。

 

朱色の背の低いお膳が男性用で、女性は背の高い黒塗りのお膳でいただきます。塗りのお椀も男紋と女紋で分かれています。